• 【社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院様】
      Nutanix による医療情報システム統合仮想化基盤構築 事例

導入事例詳細

WORKS

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WORKS 01 【社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院様】
  Nutanix による医療情報システム統合仮想化基盤構築 事例

導入の背景

社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院は1935年、“医療を通じて地域社会に貢献します”を理念に熊本市に開設されました。基本方針は「救急医療」「高度医療」「地域医療と予防医学」「医療人の育成」の4つ。「断らない救急」をモットーに、地域における急性期専門医療の中核病院として、高度で専門的な医療を24時間体制で提供しています。病床数は一般病棟や救命救急センターなどを含めて400床で、全職員数は約1900名。19の標榜科が設置されており、地域の医療機関との連携強化や患者を中心としたチーム医療などにも積極的に取り組んでいます。

同院では、部門や診療科目ごとにさまざまな医療情報システムが稼働しています。そのICT基盤を支えているのが医療情報部です。安定稼働性と高可用性が求められるシステムインフラを担当する部門ですが、医療情報部 医療情報システム室 室長代行 中熊英貴氏は常に新しいものにチャレンジする姿勢が大切と語っています。「当院は医療において日本一、世界水準を目指しています。それはITにおいても同様です。ITにおいて日本をリードするような病院を目指しています」と中熊氏は力説します。また外部パートナーとWin-Winな関係を目指し、さまざまなことに挑戦したいと語っています。

同院が2011年に電子カルテの仕組みを導入した際、多くのサーバーを院内のサーバルームに展開する必要がありました。「サーバルームのスペースを確保するため、これまで稼働していた医療情報システムを新たに仮想環境へ移行しました」と同室 主任 野口忠祥氏は当時を振り返ります。その後、仮想環境上で新しいシステムが展開していくにつれ、サーバーとストレージを繋ぐスイッチのパフォーマンスが徐々に低下していくことに。「最終的に107ほどある医療情報システムが仮想環境で稼働していました。しかし、システムのバックアップ時など高負荷なタイミングでレスポンスが悪化し、アプリケーションのパフォーマンスに影響が出ていました」と野口氏は語ります。
その後、処理能力の高いスイッチに切り替えることで運用上は事なきを得ましたが、医師や看護師などのユーザーに対して、使いやすいシステムを提供するためには、拡張性の高い仮想環境が必要でした。

参考記事

本事例の詳細はニュータニックス・ジャパン合同会社のホームページに事例として紹介されております。

紹介記事(PDF)